建築家ユニットのヘルツォーク&ド・ムーロンの建築作品6選。代表作のシグナル・ボックスや北京国家体育場(鳥の巣)など

2019/11/06

こんにちは。
今回は建築家ユニットのヘルツォーク&ド・ムーロンの建築作品6選。代表作のシグナル・ボックスや北京国家体育場(鳥の巣)などです。

建物の表層部分にこだわったアート性の高い建築を得意とする建築家ユニットのヘルツォーク&ド・ムーロン。
スイスを中心に世界各地に様々な建築物を手掛けていますよね。
そこで、今回は建築家ユニットのヘルツォーク&ド・ムーロンの建築作品をまとめました。

ヘルツォーク&ド・ムーロンとは

ヘルツォーク&ド・ムーロン(仏: Herzog & de Meuron、略称HdM)は、スイスのバーゼル出身のジャック・ヘルツォークとピエール・ド・ムーロンの2人による建築家ユニット。
この2人は、スイス連邦工科大学チューリヒ校で共に建築を学び、卒業後の1978年から共同の建築設計事務所を開いて共に働いている。
2001年にはプリツカー賞を、2007年には世界文化賞建築部門を受賞。

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建築家ユニットのヘルツォーク&ド・ムーロンの建築作品!

ここからはいよいよ、実際に建築家ユニットのヘルツォーク&ド・ムーロンの建築作品を見ていきましょう。

シグナル・ボックス(バーゼルSBB駅の信号所)

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1998年から1999年にかけてスイス国鉄の発注で新しい信号扱所が建設された。
この目立つ建物はヘルツォーク&ド・ムーロン(Herzog & de Meuron)の設計によるものである。

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スイスのバーゼルにあるヘルツォーク&ド・ムーロンが設計した信号所「シグナル・ボックス(バーゼルSBB駅の信号所)」!
銅板が巻かれたファサードが特徴の建物で、銅板のねじれによって見る角度で違う表情となっています。
この銅板で日光を緩やかにコントロールし、内部の電子機器を保護していますよ。

 

 

北京国家体育場(鳥の巣)

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北京国家体育場(ペキンこっかたいいくじょう、簡体字:北京国家体育场;拼音: Běijīng guójiā tǐyùchǎng)は、中華人民共和国・北京の陸上競技場、および中国最大のスタジアムである。
北京オリンピックのメインスタジアムであった。
日本では、国家スタジアムとも表記される。
2002年に、中国政府が開催した国際建築設計競技で、スイスの建築家ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロンに、構造設計でアラップ社が、中国側は主任設計者として中国建築設計研究院の李興鋼(英語版)、芸術顧問として中国の現代美術家・艾未未(アイ・ウェイウェイ)が協力した案が採用された。
その独特の形状から、愛称は「鳥の巣(鸟巢・Bird’s Nest)」である。
大きさは330m×220mで高さは69.2m。
総工費は35億元。

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中国の北京にあるヘルツォーク&ド・ムーロンが設計した陸上競技場「北京国家体育場(鳥の巣)」!
鉄の構造体によって巻かれたようなファサードが特徴の建物で、鳥の巣のようなインパクトのあるデザインに仕上がっています。
北京オリンピックのメインスタジアムとして建てられており、この建築物が主役のドキュメンタリー映画にもなっていますよ。

 

 

テート・モダン

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テート(テイト)・モダン(英: Tate Modern 発音例)は、イギリス・ロンドンのテムズ川畔、サウス・バンク地区にある国立の近現代美術館。
テート・ブリテンなどとともに、国立美術館ネットワーク「テート」(”Tate”)の一部をなしている。
入場無料。
テート・モダンは以前「バンクサイド発電所」だった建物を改造している。
もともとの発電所は、イギリスの赤い電話ボックスやバターシー発電所の設計で有名なサー・ジャイルズ・ギルバート・スコットの設計によるもので、99mの高さの煙突をもち、1947年と1963年の二度に分けての工事で完成したものである。
テムズ川をはさんで向かいは金融街シティ・オブ・ロンドンで、セント・ポール大聖堂が聳え立つなど立派な街並みであるが、南側のサウス・バンクは長年ロンドンの裏方的な存在の工場・倉庫街であり、この発電所も戦災復興の際にロンドンの電力不足を解消するために急遽建てられたものだった。
発電所は1981年に閉鎖され、変電所の機能だけが残るほかは役目を終えたぬけがらとなっていた。
建物を保存せよという市民の声はあったが、歴史的建築物リストへの掲載は拒否され、1993年の段階では機械搬出のために建物の一部取り壊しが始まるなど保存の見通しは絶望的な状態であった。
一方、テムズ川上流のミルバンク地区にあるテート・ギャラリー(現テート・ブリテン)はイギリス美術および世界の近代・現代美術の美術館として運用されていたが、展示・収蔵スペースの不足に悩まされたため、1980年代にスペース拡充と役割分担のため近現代美術館の機能を新しい建物に移す計画が立てられた。
十分に大きい展示面積をもつ建物の新築費用をどう調達するかと、それだけの建物を建てられる土地がロンドンの交通至便な場所に残っているか否かが最大の問題であったが、理事会はシティの対岸の荒廃した地区にある発電所建物に目を付け、1994年春、これを改造して再利用することが発表された。
同年夏に安藤忠雄などが参加した建築設計競技の結果、1995年1月にスイスの新鋭建築家コンビ、ヘルツォーク&ド・ムーロンの案が勝利したことが発表された。
発電機のあった巨大なタービン・ホールを大エントランスホールにして、屋上に採光窓やレストランなどのあるガラス張りのフロアを設けるなどの工事が行われ、2000年の5月12日、ミレニアムを祝う新施設の一つとしてオープンして以来、地元の人々や観光客に非常に人気のあるスポットとなっている。

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イギリスのロンドンにあるヘルツォーク&ド・ムーロンが設計した美術館「テート・モダン」!
長い煙突をもつ発電所を美術館に改修した建物で、タービンホールを利用した巨大な吹き抜けのエントランスホールが設けられています。

屋上にはガラスのボックスが設けられており、エントランスホールに明るい自然光を取り入れていますよ。
テート・モダンはヘルツォーク&ド・ムーロンがプリツカー賞を受賞するきっかけとなった作品となっており、テート・モダンの新館「スイッチ・ハウス」の設計もヘルツォーク&ド・ムーロンが手掛けています。

Tate Modern | Tate

 

 

プラダ青山店

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東京都港区にあるヘルツォーク&ド・ムーロンが設計したプラダの店舗ビル「プラダ青山店」!
ガラスに覆われたファサードが特徴の建物で、斜め格子はデザインだけでなく、構造の一部となっています。

日本では他にもミュウミュウ青山店もヘルツォーク&ド・ムーロンの設計によるものですよ。
この作品は日本建築学会賞作品賞やBCS賞などを受賞しています。

【プラダ公式オンラインストア】| PRADA

 

 

アリアンツ・アレーナ

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アリアンツ・アレーナ(独: Allianz Arena)は、ドイツのミュンヘンにあるサッカー専用スタジアムである。
スイスの建築家ユニットであるヘルツォーク&ド・ムーロンの作品。
なお「アリアンツ」はドイツ最大の保険会社の名前である。
2006年・ドイツW杯の試合会場となり、2004-05シーズンまでオリンピアシュタディオンをホームスタジアムとしていたドイツ・サッカー・ブンデスリーガ・バイエルン・ミュンヘンのホームスタジアムとして使用されている。
2017年7月までは1860ミュンヘンもホームスタジアムとして使用されていた。
UEFAチャンピオンズリーグ 2011-12の決勝戦が開催された。
2005年5月30日、1860ミュンヘン対ニュルンベルクの親善試合で開場、翌日にはドイツW杯を1年後に控えた記念試合としてバイエルン・ミュンヘン対ドイツ代表の試合が開催された。
約370億円を投じて完成したアリアンツ・アレーナの繭のような外観は半透明の特殊フィルムETFE(旭硝子製)で覆われておりスタジアム内から景色を眺めることができ、試合開催日はクラブカラーであるバイエルン・ミュンヘンの赤、1860ミュンヘンの青、ドイツ代表戦などでは白にそれぞれ発光する。
また、ライティングのブロックは菱形で、白と青に光らせることによりバイエルン州旗を表すこともできる。
最寄駅は地下鉄U6線の「フレットマニング(Fröttmaning)」駅。
立地としてはアウトバーン9号線(ミュンヘン~ライプチヒ~ベルリン線)と99号線(ミュンヘン環状線)のジャンクションのすぐ南西にあり、アウトバーンを運転中にアリアンツ・アレーナのあまりの美しさに見惚れてしまうドライバーが多く、事故が多発しているという。
様々な工夫がなされているスタジアムだが、二つのクラブがホームとしているため芝生の育成と手入れが追いつかないこと、互いにクラブカラーが違うことから無機質な灰色の座席とスタジアムツアーと分けて改札されているミュージアムの問題、そしてバイエルンのホームとしては小規模である一方1860ミュンヘンが使用するには広すぎるといった諸問題を抱えていたが、2017年7月12日付で1860ミュンヘンが当スタジアムの使用契約を解除したため、2018-19シーズンからは座席にバイエルン・ミュンヘン独自の塗装が施されるなどしている。

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ドイツのミュンヘンにあるヘルツォーク&ド・ムーロンが設計したサッカースタジアム「アリアンツ・アレーナ」!
フッ素樹脂フィルムに覆われた建物で、繭のような存在感のある美しい外観となっています。
内部のLEDが透ける仕様となっており、チームカラーにライトアップすることができますよ。

Welcome to the Allianz Arena – Home of FC Bayern Munich

 

 

エルプフィルハーモニー・ハンブルク

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エルプフィルハーモニー・ハンブルク (独: Elbphilharmonie Hamburg、愛称: Elphi) は、2017年1月にオープンしたドイツ・ハンブルクのハーフェンシティ地区にあるコンサートホール。
「エルプ」はハーフェンシティが面するエルベ川を意味する。
当該ホールの竣工により、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団(NDR Elbphilharmonie Orchestra、旧称:北ドイツ放送交響楽団)の新たな本拠地となった。
古い倉庫「埠頭倉庫A(Kaispeicher A)」の上部にコンサートホールを新設する計画で、建築設計を担当するのはスイス・バーゼルのヘルツォーク&ド・ムーロン、建設業者はホッホティーフ。
また、日本からも永田音響設計が音響設計に携わっている。
完成すると高さが110mになり、人が居住する建物としてはハンブルクで最も高い建築物となる予定である。
巨額なコストの増加と建設の大幅な遅れから、スキャンダラスな事業であるとみられている。
当事業の当初の推定予算は7700万ユーロで、ハンブルク市が負担するはずであったが、2007年には、市は建設コストを支えるために、1.14億ユーロとすることで決着した。
その後も幾度かの交渉を経て、2012年12月にはゼネコンのホッホティーフに対して市側が(計画コストを含めて)最終的な建設コストの総計を手取りで5.75億ユーロとすることで合意した。
2013年4月23日、ハンブルク市長のオーラフ・ショルツは、当事業にかかる費用の合計が7.89億ユーロになることを納税者(市民)に公表した。
建物の完成は、当初は2010年に計画されていたが、度々延期された。
上棟式は、3年間の建設期間の後に、2010年5月に挙行された。
建設作業は2016年10月に完了し、古い建物と新しい建物の間にある公共広場は2016年11月から一般公開された。
2017年1月11日、こけら落としコンサートと共に、当コンサートホールは正式に開業した。

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ドイツのハンブルクにあるヘルツォーク&ド・ムーロンが設計したコンサートホール「エルプフィルハーモニー・ハンブルク」!
歴史のあるレンガ倉庫を活用した建物で、そのレンガ倉庫の上にガラスの建築を加えています。
新旧のコントラスが美しい作品となっており、コンサートホールの他にもホテルやアパート、レストランなども入っていますよ。

Elbphilharmonie Laeiszhalle Hamburg – Elbphilharmonie

 

 

ヘルツォーク&ド・ムーロンの作品集もありますよ。

Herzog & De Meuron 2005-2007: The Complete Works
Herzog & De Meuron 2005-2007: The Complete Works

 

どの作品も見ているだけで、ワクワクするような建築ですね。
以上で建築家ユニットのヘルツォーク&ド・ムーロンの建築作品6選。代表作のシグナル・ボックスや北京国家体育場(鳥の巣)などでした。

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