有名建築家が設計したスイスの建築物14選。美術館や教会から住宅まで

2019/11/17

こんにちは。
今回は有名建築家が設計したスイスの建築物14選。美術館や教会から住宅までです。

スイスには美術館や教会、複合施設、住宅、集合住宅、大学など様々な建築物がありますよね。
そこで、今回は有名建築家が設計したスイスの建築物をまとめました。

有名建築家が設計したスイスの建築物!

ここからはいよいよ、実際に有名建築家が設計したスイスの建築物を見ていきましょう。

ル・コルビュジエ・センター

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近代建築の巨匠、ル・コルビュジエが設計したスイスのチューリッヒにある個人美術館「ル・コルビュジエ・センター」!
ル・コルビュジエ・センターはル・コルビュジエ自身の作品を展示するための建物で、ル・コルビュジエの遺作となっています。

モデュロールを使って設計されており、カラフルな壁や浮き上がった屋根が特徴となっていますよ。
この住宅作品は世界遺産に登録されています。

Centre Le Corbusier – Heidi Weber Museum | Pavillon Le Corbusier

 

 

テルメ・ヴァルス

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スイスを代表する建築家のピーター・ズントーが設計したスイスのヴァルスにある温泉施設「テルメ・ヴァルス」!
ピーター・ズントーの最高傑作と言われている美しい建物で、地元の石材を積層させて作られています。
内部は洞窟のような空間となっており、天井のスリットからは自然光がやさしく照らしてくれますよ。

 

 

シグナル・ボックス(バーゼルSBB駅の信号所)

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1998年から1999年にかけてスイス国鉄の発注で新しい信号扱所が建設された。
この目立つ建物はヘルツォーク&ド・ムーロン(Herzog & de Meuron)の設計によるものである。

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スイスの建築家ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロンが設計したスイスのバーゼルにある信号所「シグナル・ボックス(バーゼルSBB駅の信号所)」!
銅板が巻かれたファサードが特徴の建物で、銅板のねじれによって見る角度で違う表情となっています。
この銅板で日光を緩やかにコントロールし、内部の電子機器を保護していますよ。

 

 

パウル・クレー・センター

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パウル・クレー・センター(ドイツ語: Zentrum Paul Klee、フランス語: Centre Paul Klee)は、スイスの首都ベルン郊外にある美術館で、その半生をベルンで過ごした画家、パウル・クレーの作品4,000点以上を所有している。
膨大なクレー作品をさまざまなテーマ、革新的なアプローチで紹介する意欲的な企画展も開催している。
パウル・クレー・センターは、それまでベルン美術館に収蔵されていたパウル・クレー財団のコレクションと、クレーの義理の娘、Livia Klee-Meyerの寄贈した作品を一堂に集め、2005年6月にオープンした。
センターの設計は、イタリア人の国際的に有名な建築家、レンゾ・ピアノであり、ベルン郊外の丘陵地帯にある半円形のフォルムの建造物である。
館内には音楽ホールやレストランも併設されており、ベルン市内から市電または市バスでアクセスできる。

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イタリアを代表する建築家のレンゾ・ピアノが設計したスイスの首都ベルン郊外にある美術館「パウル・クレー・センター」!
ガラスとスチールによる波打つフォルムが特徴となっており、丘陵地に建つ3つの建物は周りの自然と調和した建築となっています。
地上1階と地下1階の2層からなる建物で、1階部分や通路などには自然光をうまく取り入れていますよ。

パウルクレー・センター | スイス政府観光局

 

 

聖ジョバンニ教会

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スイスの建築家のマリオ・ボッタ氏が設計したスイスのモーニョにある教会「聖ジョバンニ教会」!
円柱を斜めに切ったようなフォルムが特徴の建物で、大理石と御影石による美しい模様が魅力となっています。
斜めの天井は天窓となっており、天井から光が差し込む明るい空間となっていますよ。

 

 

ローザンヌ連邦工科大学ラーニングセンター

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スイス連邦工科大学ローザンヌ校(スイスれんぽうこうかだいがくローザンヌこう、英語: Swiss Federal Institute of Technology in Lausanne (EPFL))は、ヴォー州、ローザンヌに本部を置くスイスの連邦工科大学である。
1969年に設置された。
2010年には、日本の建築家ユニットSANAAによるラーニング・センターが竣工している。

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建築家ユニットのSANAAが設計したスイス連邦工科大学ローザンヌ校にある学習センター「ローザンヌ連邦工科大学ラーニングセンター」!
緩やかにうねったユニークな構造が特徴の建物で、上から見ると穴が開いており、そこから光を取り入れています。
内部には壁がなく、巨大なワンルームとなっていますよ。

 

 

ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター(KKL)

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ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター(ドイツ語: Kultur- und Kongresszentrum Luzern, 略称KKL)は、スイス中央部、ルツェルンにある複合文化施設で、ルツェルン国鉄駅に隣接した位置にある。ルツェルン文化会議センターとも。
ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター(KKL)内のコンサートホールは、世界トップクラスのオーケストラ、指揮者、演奏家たちが集まるルツェルン・フェスティバル(ルツェルン音楽祭)のメイン会場となる。
コンサートホールに加え、ルツェルンホール、オーディトリウムなど大小さまざまな会議やコンヴェンションに対応できる設備を整えている。
ルツェルン美術館もKKL内にあり、ルネサンスから現代までのスイス人芸術家の作品を中心としたコレクションに加え、数々の特別展も開催されている。
KKLはフランス人の有名建築家、ジャン・ヌーヴェルがデザインした。
建物はルツェルン湖畔に建ち、巨大は庇の一部が湖の上にまで張り出している。
レストランや劇場のホワイエから湖を眺める時に、この巨大な庇が直射光をカットしている。
ルツェルン湖から引きこまれた2本の水路が、KKL館内をコンサートホール、ルツェルンホール、ルツェルン美術館の3つのセクションに分ける役割を果たしている。

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フランスの建築家のジャン・ヌーヴェルが設計したスイスのルツェルンにある複合施設「ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター(KKL)」!
ルツェルン湖畔に建てられた建物で、コンサートホールや美術館、会議室などが設けられています。
船をモチーフにデザインされており、大きく張り出した巨大な庇が特徴となっていますよ。



レマン湖畔の小さな家(母の家)

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レマン湖畔の小さな家(フランス語版)は、ル・コルビュジエが1923年から1924年にかけて両親のために建てた名前どおりの「小さな家」で、長さは20m、幅は3mである。
コンパクトな室内で快適に過ごせるように、室内の家具の配置などにも配慮され、来客時にベッドを隠せる間仕切りなども存在している。
この建物は人間工学などに基づいて、空間の最小化と快適さの最大化を目指した「最小限住宅」である。
南側には11mの開口部があり、横長の窓になっている。
これによって、大胆な採光と、そこから見えるレマン湖やアルプス山脈の借景が可能になったが、この窓の存在についてはオーギュスト・ペレとの「窓論争」(1923年)のテーマとなり、合理性や必然性を主張したル・コルビュジエと、水平窓が室内空間にもたらす要素を否定的に捉えたペレが対立した。
竣工の数年後に漆喰にひびが入ったが、ル・コルビュジエはむしろ老朽化にどう対応するかの好機と捉え、金属製の波板で覆うなどの補修を行った。
2009年の推薦時には「個人邸宅」に分類されていた。
世界遺産の構成資産としては、「最小限住宅のアーキタイプ」という点が評価された。

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スイス生まれの建築家のル・コルビュジエが設計したスイスのヴヴェイ郊外のコルソーにある住宅「レマン湖畔の小さな家(母の家)」!
コルビュジエが両親のために設計したコンパクトな平屋の建物で、レマン湖を望むことができる水平の連続窓が設けられています。
庭の片隅にあるテーブルスペースには、レマン湖の景色を切り取ったような素敵な小窓が設けられていますよ。

 

 

EPFL ArtLab

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ローザンヌ連邦工科大学のキャンパス、新しい文化的な核となるArt Labo。
アート&サイエンスミュージアム、テクノロジー・インフォメーションギャラリー、モントルー・ジャズカフェの3つのプログラムからなり、この3つのハコを全長235mの大きな勾配屋根の下に収め、ハコとハコとの間に、孔状の空間を設計、その孔によって生まれる2つの軸線によって、人の流れを整理し、キャンパスの建築群を統合し、再整理した。
日本のことわざで、多様なものと異質なものが集合し、連帯することを「ひとつ屋根の下に」(under one roof)というが、この建物はまさにそのことわざを建築へと翻訳したものである。
構造体、外壁材に、スイスでよく用いられる木を用いることで、従来の大学の建築にはない、暖かい空間を作り出した。
木でできた柱を両側から鉄板でサンドイッチすることによって、木のやわらかさと、空間の透明性とを両立させた。
屋根も、スイスの民家で用いられる石葺きとし、内部のプログラムによって、折り紙のように変化する屋根は、光と影によって、様々な表情を生み出している。

Under One Roof project for the EPFL ArtLab — Under One Roof project for the EPFL ArtLab | Architecture | Kengo Kuma and Associates

建築家の隈研吾氏が設計したスイスのローザンヌにある連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)のキャンパス施設「ArtLab」!
木と石による細長い大きな屋根が特徴の建物で、同じ敷地内に建っているSANAA設計のラーニング・センターを意識した建築となっています。
「アート&サイエンスミュージアム」「テクノロジー・インフォメーションギャラリー」「モントルー・ジャズカフェ」の3つのボックスが一つ屋根の下に設けられていますよ。

 

 

オメガ・スウォッチ本社

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スイスを代表する時計ブランドともいえるスウォッチとオメガは、スイス時計産業の中心地であるビール・ビエンヌに本社キャンパスを構えている。
2つのブランドのキャラクターを端的に示すよう、それぞれの建物には全く異なるデザインコンセプトが与えられた。
スウォッチ本社には自由さと楽しさ、オメガには精度、堅実さおよび高い品質、そして2つのブランドの橋渡しをする中心的施設であるCité du Tempsは双方の特徴を兼ね備えている。
坂の狙いは、ブランドごとの特色を出しつつも、地域のコンテクストに根ざした共通のテーマを与えることであった。
その中で木造を選択することは次に上げる2つの点において完全に合理的な判断であった。
まず木造はその施工精度、極めて短く静かな建方工程、そして唯一の再生可能な構造材という点で究極の建材といえる。
そしてコンテクストの観点からはビール・ビエンヌの町はスイスを代表する木造の専門大学があることで知られる最先端木造技術の中心地であり、実際に坂茂建築設計の代表作の一つであるポンピドゥー・センター・メスの木造大屋根のプロトタイプはここで作られたというつながりもあった。
このプロジェクトで使用された木材の総量、4,600㎥はスイス全土の杜の樹木の成長率を考慮すると、たった10時間で再生される計算になる。

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建築家の坂茂氏が設計したスイスのビール・ビエンヌにある「オメガ・スウォッチ本社」!
美しい曲線を描いたL字型のスウォッチの新本社は「Cité du Temps(シテ・デュ・タン)」のビルとつながっており、Cité du Temps(シテ・デュ・タン)にはオメガとスウォッチの美術館も設けられています。
奥にはオメガの工場も新築されており、この建物も坂茂氏の設計によるものとなっていますよ。

 

 

バイエラー財団(美術館)

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バイエラー財団は、バーゼル近郊のリーエンにあるスイスの私立の文化団体(フランス語版)である。
この財団は、美術商エルンスト・バイエラー(フランス語版)と彼の妻のヒルディ・バイエラーによって収集されたモダン・アート(フランス語版)とコンテンポラリー・アートのコレクションを保護している。
美術館の建物はポンピドゥーセンターの2人の建築家のうちの1人であるレンゾ・ピアノによって建設された。
美術館を囲む庭園内にカルダーのモビール「L’arbre(木)」がある。
美術館の3つの部屋の窓際にはスイレンの広がる池がある。

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イタリアの建築家のレンゾ・ピアノが設計したスイスのバーゼル近郊のリーエンにある美術館「バイエラー財団(美術館)」!
ワインレッドの石とガラスによるファサードが特徴の建物で、内部は自然光を取り入れたトップライトが設けられています。
3つの展示室には大きな窓が設けられており、睡蓮の花が咲いた池を眺めることができますよ。

Fondation Beyeler

 

 

聖ベネディクト教会

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スイスの建築家のピーター・ズントーが設計したスイスのスンヴィッツにある教会「聖ベネディクト教会」!
楕円形のような平面をした建物で、木材を鱗のように貼り合わせた独特のファサードとなっています。
内部は箱舟をイメージしており、ステンレスの壁と木の軸組にハイサイドライトが設けられていますよ。

 

 

イムーブル・クラルテ

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イムーブル・クラルテは、1930年から1932年にジュネーヴに建設された集合住宅で、ル・コルビュジエが最初に手がけたアパートである。
エドモン・ヴァネールの要請で建てられた集合住宅で、各階には8つの部屋がある。
それらは『輝く都市』で計画された特色、つまり可動する仕切り壁やビルトインの家具などを備えている。
また、金属製造業者であった依頼者ヴァネールが協力をしたことから、この建物は初めてスチール・フレームが採用された。
また、ガラス張りの南側には、陽射しをさえぎるための赤いブラインドが付けられていたが、ル・コルビュジエ自身は後に、この恒常的なブラインドをブリーズ・ソレイユの淵源のひとつとして挙げた。
この集合住宅は、集合住宅のプレファブ化につながり、第二次世界大戦後に住居を大量に供給する必要が生じた際に向けて影響が大きかったとされる。
2009年の推薦時には「集合住宅」に分類されていた。
世界遺産の構成資産として評価されたのは、「近代高級住居のプレファブのプロトタイプ」という点であった。

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近代建築の父ともいわれているル・コルビュジエが設計したスイスのジュネーブにある集合住宅「イムーブル・クラルテ」!
イムーブル・クラルテはル・コルビュジエが初めて手掛けた集合住宅で、スチールフレームとガラスを多用した建物となっています。

内部はガラス張りの明るい空間となっており、陽射しの強い南側には赤いブラインドが設けられていますよ。
この建築作品も世界遺産に登録されています。

 

 

サンタ・マリア・デリ・アンジェリ礼拝堂

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スイスを代表する建築家のマリオ・ボッタが設計したスイスのモンテ・タマロ山頂にある礼拝堂「サンタ・マリア・デリ・アンジェリ礼拝堂」!
曲線を描いた美しいアーチが特徴の建物で、班岩(はんがん)と呼ばれる火成岩が使われています。
素晴らしい景色が楽しめる天空のチャペルとなっていますよ。

 

 

スイスに行くさいに持っていきたい1冊です。

ガイドブックには載らない スイス旅行の知恵
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スイスの建築巡りにおすすめで、どの建築物も一度は行ってみたいですね。
以上で有名建築家が設計したスイスの建築物14選。美術館や教会から住宅まででした。

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